月下の棋士

夕方から急に冷え込んだ。
時折、雪が舞った。

夜半、月が雲間から姿を現した。

本日、「月下の棋士」全32巻、読了。

様々な因縁をもつ強烈な個性の登場人物が渦巻く将棋漫画。

Gekkano

滝川幸次名人への挑戦権を争う、A級リーグ戦。
氷室将介は、佐伯宗光八段とのプレーオフ戦で、千年縛りを決める。

佐伯宗光八段は悟る。

愛は戦うこと。
自分に負けず、戦い続けること・・・

最終手(回)、氷室将介は、滝川幸次との壮絶な名人戦を戦った後、将棋を捨て、生まれ故郷の高知へ帰ろうとする。

その時、発車寸前の電車の窓から、立原真由美からあるメモを見せられる。

あなたが将棋を愛しているように
わたしもあなたを愛しているから・・・

最後まで、あきらめずに何かを愛し続けたものが、勝負に勝つのかもしれない。

Tuki      

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一万年を駆け抜ける

ここ何日かで、一万年を駆け抜けた。

今村啓爾 「縄文の実像を求めて」 吉川弘文館(歴史文化ライブラリー)1999

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まえがきに、

「本書は考古学の専門家のためのものではない。・・・(略)

したがって、考古学の成果のうち一般の人にしってもらってもしかたがないことはあまり書かない」

と言うように、専門的な事はあまり触れられていないが、

膨大な基礎研究に裏付けされた、しっかりと地に足がついた、

縄紋時代の正しい考古学の一冊。

私のような素人が言うのもなんだが、今村先生が描く縄紋時代像は、多分、その通りで、ほぼ合っていると思う。

間違いなく、オススメな歴史選書ライブラリーである。

しかし選書版のくせに¥1,785もする。

だがここは、考えようによっては、1,785円の中に約1万年分が描かれているので、

1年あたり、0.1785円。

前向きに考えれば、なんか超お得なような気がしないでもない。

う~む、感想になっていない。

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「そばにいるから」

先日、ヨメさんから、

「自分の本ばっかり買わないで、子供達に絵本でも買って、読んできかせてあげたら?」

と言われたので、

それもそうだな、と納得して、「テンつくマン」こと、軌保博光の絵本を密かに買ってしまった。

「そばにいるから」(言葉/のりやす ひろみつ・絵/マツオ ミホ)

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しかし、いい事が沢山書いてあるんだけど、子供たちには未だ早いな~。

¥1,200もしたのに・・・。

まぁ、テンつくマンの夢に貢献したということで、良しとするしかない。

とりあえず、僕の子供たち、人の役に立つ人間になりなさい。

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「陰日向に咲く」

さて、ゴルフの結果だが、

球が3個ほど無くなった、とだけ云っておこう。

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「陰日向に咲く」を読んだ。

Kagebinata

べ、べ、別に今、話題の本だから、よ、読んだわけぢゃないぜ。
う、売れてるらしいから、買っただけだぜ。

アマゾンから本が届いた、しばらく後に、日経流通新聞のランキングに載っていたので、やっぱり巷で売れているんだなと思い、ちょっと読む気が失せたが、思い直して、ちょっと焦って読んでみた。

読了感が極めて優しく爽快感ある、実にいい作品だった。
全部読み終わると、本の表紙の意味がわかる。

物語自体と時間軸が交錯するように、話は進む。

そして各々の断章的な物語の人物が交差しあう。しかも、結構ベタなシュチュエーションが、じわっと良かった。

そういう訳で、一応、

「俺は劇団ひとりがメジャーになるずっと前から注目していて、こいつは必ず伸びると思っていた」

ということにしておく。

余計な事かもしれないが、ダンディ坂野もこの手があるのではないかと、一ファンとして密かに期待したい。

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