卒業

今日、うちの店の大学生のアルバイトのY君が卒業していった。

無事、就職も決まり、明日が大学の卒業式ということで、本人の希望を聞いて、

今日を、当店の卒業式にした。

歴代の大学生アルバイト君には、私の自腹で、卒業記念品にネクタイをプレゼントしているのだが、Y君は、大酒飲みなので、日本酒をプレゼントした。

どうも、お世話になりました、と少しウルウルしながら、ペコリと頭を下げて、帰っていった。

私が店に入ってからはずっと、地元の新潟経営大学から、アルバイト君を募集している。

アルバイト君については、採用から教育を全て私がしているので、彼らにとっては、私は社長よりも偉いボスなのである。

また、アルバイト君は私が唯一自由に指図できる、私にとっての直属兵になるので、彼らの働きや能力の如何によって、私の仕事のやり方も変わるので、所詮アルバイトといっても、良い人材が来てくれるかどうかが非常に重要な問題なのだ。

基本的に、余程の問題がなければ採用はする。

今までは、みんな「地頭(じあたま)」のいい子に巡り合ってきた。

つまり、一連の応用力がある子達だった。

お客様にも評判が良かった。

私は密かに「だろ?オレが仕込んだんだゼ」と、言いはしないが、内心自慢のアルバイト君達だった。

そして、みんな、社会的にも信用度の高いと見做されている会社に就職していった。

しかしそれは、私が育てたのではなく、彼らが元々、応用力のある「地頭(じあたま)」の良い子だったからであって、むしろ、そのような「地頭」の良い子に、巡り合ったのは、私にとっては、正に、幸運、もしくは天佑と言うべきであろう。

と言うのはですね、しかしまぁ、今日卒業したY君は、根はやさしい、いいやつなんだげど、例外的に「地頭(じあたま)」が悪すぎだったんだよなぁ。

昨年の冬、就職が決まっていないというY君の就職が決まった時、私は安堵したと同時に、採用したその会社の度量の大きさに感心した。

うちのような零細商店と違い、彼の気持ちの持ち方も違うだろうが、是非とも就職先の会社から「人材」と言われるようになってほしいと、心から願う。

そして「人員」と見做されないように、がんばってほしいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

春なのに

昨日、うちの店の大学生のアルバイト君が、店を卒業した。

約2年間、ほぼ毎日のように来てくれて、そのうち、言われたことだけをするのでなく、自分で考えて仕事するようになってくれた。

性格もルックスも優しく、特に年配の女性には人気があった。
私としては随分と助かった。

この春から、彼は地元の某信用組合に就職する。
来週の月曜日から、早速に研修に入るという。

老婆心ながらも、ちゃんとやっていけるのだろうか?という一抹の不安はあるが、では、そもそも自信のあるやつはいるのか?と思えば、なんてことはない。

今のうちの、大いに悩んで、たくさん失敗して、たくさん怒られてほしいと思う。
失敗できるということは、特に新入社員の特権中の特権だ。うらやましいことだと思う。

そして、もうひとつ、お別れ。
森岡先生、山北先生との送別会。大変お世話になりました。
やはり、お世話になった方とのお別れは、本当に寂しい。

Sobetu_2

やはり、春は別れの季節だ。

新潟にいると、季節としての春の訪れというのは本当に待ち遠しいものだが、それと同時に、待ち遠しくない、このような別れも訪れる。

流れる季節たちを 微笑みで
送りたいけれど
春なのに お別れですか
春なのに 涙がこぼれます
春なのに 春なのに
ため息 またひとつ  
※「春なのに」(作詞・作曲/中島みゆき)

まぁ、春というのは、中島みゆきをリスペクトする季節ちゅーことだ。

※念のため、柏原芳恵リスペクトではありません。

Sobetu2_1 宴の後の帰り支度は、いつもよりちょっと寂しい光景

| | コメント (0)