« 文化祭 | トップページ | 10月最後の日曜日は諸行無常の響き »

高千代会に行ってきました

毎年恒例の高千代会だった。

今年の会場は、六日町にある、ほてる木の芽坂。


昨年同様に、交通手段は「汽車」。

「汽車」といっても本当の蒸気機関車ではなく、

新潟県では「電車」のことを慣例的にすべからく「汽車」と表現する。



「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」


と変換してみる。


「貴社の記者が汽車で帰社した」










というわけで、

普通列車で約2時間揺られて、六日町(南魚沼市)にやってきた。


Dsc_0001

ところどころに、手造り感のあるNHK大河ドラマ「天地人」の直江兼続公が仕掛けられた温泉宿である。

Dsc_0002

実は、六日町(現・南魚沼市)は、私にとっては「心の故郷ベスト3」にランクインしている土地である。

まぁ、その件についてはまた後日ということで・・・。

*****

夕方から始まった総会の後、懇親会。

二次会は、六日町にある新潟県外のいろいろな地酒を提供するお店に行って、

三次会は「青葉」でラーメン。

調子にのって、ラーメンの他にチャーハンも食べてしまった。

その後は、タクシーで宿泊先である、ほてる木の芽坂に戻り、

Y重酒店のS椿君の、重低音の効いたいびきを聞きながら、

風呂も入らず、歯も磨かず、服を投げ捨てて潰れるように就寝。

********

翌朝、寝坊をしてしまい、慌てて起き、逃げるようにして駅まで歩く。

当然、風呂も入ってないし歯も磨いてないし、ヒゲも剃ってない。

身体はベトベトな感じだが、

晩秋の朝の冷涼な空気が、歩き進むたびに、私の脂を削いで爽やかにしてくれた。










そんな訳はない。



Dsc_0003

前方の赤い屋根は、名門・六日町中学校の体育館。

朝食開始の時間よりも早くも、宿泊先を出たため、

駅近くの鈴木敏文が追い出された国内最大手のコンビニで、朝食代わりにおにぎりとお茶を購入。


「おにぎり、温めて下さい」と言ったら、


私のレジをしたコンビニのオーナーと思われる親父が、

おにぎりが温まる間、ニコニコしながら声を掛けてきた。




「お客さん、遠くまで通ってるがぁ?」




私は一瞬、虚を突かれてしまった。

方言が入っているが、


「あなたは、ここから遠くまで通勤しているんですか?」

という意味である。


私は、「たまたま出張で来て、これから帰るところです」と返した。


「そ~いが~(そうなんですか)」と、親父は相変わらずニコニコしながら応え、

彼の奥さんと思われる人が、

「それ加熱し過ぎですよ~」

ってくらいに外装のナイロンが見るからにフニャフニャになって熱くなったおにぎりが入った袋を私に渡した。

なので、私はその袋を、少しでも早く冷めるように、ブンブンと振り増しながら駅まで歩いた。

きっと、周りには怪しい人と思われているに違いない。

******

しかし、


宿泊先では朝食も含めた料金を支払っているはずだが、

それを一切食べずに、一身上の都合で、別途でコンビニでおにぎりとお茶を買い、

通勤通学の高校生がたむろする駅のホームで、一人おにぎりを食べるという、

この不条理感。


つまりこれもまた、「汽車」での移動の旅情の一つだ。

Takatiyousunigorinama

豊醇無盡たかちよ 紫

|

« 文化祭 | トップページ | 10月最後の日曜日は諸行無常の響き »

「今日の出来事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/46368/68168988

この記事へのトラックバック一覧です: 高千代会に行ってきました:

« 文化祭 | トップページ | 10月最後の日曜日は諸行無常の響き »