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半世紀ぶりに

約半世紀、活躍した

店頭の自動販売機のテント地の囲いを撤去した。



台風が来るということで、先に撤去作業のみを行い、

後日改めて、囲いの設置となった。


Dsc_1291

Dsc_1292


自動販売機もそれぞれ、機種の変遷があるが、

コカコーラ、たばこの自販機の位置は、

私の子供の時の記憶が確かなら、

恐らく、40年は同じ位置だと思う。

やはり、普段、見慣れたものが、突然、全部無くなると寂しいものがある。


******


いつもあったものが、突然全部なくなったという

私の学生時代の事が思い出される。





大学生の時、諸般の事情により、


私は、11月の秋の学園祭の時に、「縄紋人」になることになった。



衣装は予め用意されており、後は、私自身が「縄紋人」らしい雰囲気をどこまで出せるか?

というのが課題になるのだが、


幸いにも、「それなりに毛深い」ということで、


「ヒゲ」を生やすことにした。



8月の終わりから11月初旬まで、全くヒゲを剃らなかったし、床屋にも行かなかった。







随分と伸びるものである。



基本的には、ほったらかしの伸び放題なので、今時のオシャレな感じというよりは、


Franciscoxavier_2

こんな路線で、もっとボウボウな感じ。

そういう訳で、それなりにヒゲをたくわえ、学園祭で無事に「縄紋人」を勤めあげたのだが、

いつまでも、そういう状態でいられる訳でもない。




やはり、イベントも終わったのだから、普通にしなければいけないし、

正月に、実家に帰省する際には、


そんな、ヒゲと髪が、ボウボウではマズイ。




ということで、学園祭終了後に、久々に床屋さんに行った。

「ヒゲ、どうしますか?」

「全部剃ってください」


「いいですか?」

「はい」




*****

熱いタオルを顔に当てられ、しばらくして、私は寝入ってしまった。




じょり、じょり


とした感覚は、薄っすらと感じたのだが、


それに、特段、反応する訳でもなく、


気がついたら、


普段、当たり前にあったものが、突然、無くなっていた。

さっぱりとしたことは確かではあるが、

まるで、別人になったようで、


私は、急に恥ずかしくなって、


逃げるように、お金を払って、その床屋を後にしたのだった。

それが、自販機の囲いを撤去したことに際し思い出された、

「いつもあったものが、突然なくなった」

という、「だから何?」って感じの、私の話です。

Kakuhiya2

鶴齢 ひやおろし

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