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長男の卒業式

小学6年生の長男の卒業式だった。

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振り返れば、あっという間の6年だ。

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外は、時折、雨と雪。

それまではずっと、気温が高い日が続き、春の訪れを実感できる天気だったが、

この日は、それが逆戻りしたような寒さであった。

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私は、保護者席には着かず、ビデオや写真を撮ったりするために、会場である体育館のギャラリーで、その卒業式を見ていた。

昨年度までは、PTA会長だったので、卒業式は来賓席に座り、祝辞を読むため緊張にさいなまれていたのだが、この日は、一人の普通の父親として、緊張感ゼロでの出席である。


実は、次男、三男が在校生として、この卒業式にいるので、

長男だけではなく、彼らが、こういうフォーマルな行事にどんな様子でいるのかということを、ギャラリーの上から観察するのも、楽しみなポイントの一つである。


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実は、この卒業式の前日に、「ほぼ定例」の「宅飲み会」があった。

23時を過ぎ、そろそろ解散しよう、ということになり、

私はタクシーを呼んでもらったのだが、

この日に限っては、タクシーの台数が少なく、一旦、断られてしまった。



自宅までは約3~4キロの距離の場所。


私は歩いて帰ると言ったのだが、

みんなが、途中で川に落ちたり、車に轢かれてしまうかもしれないので、

その宅飲みの、お宅に泊まって明日の朝早く帰ればいい、

ということを勧め、

私も面倒くさいので、「まっ、それでいいか」

と思い、その旨を、みどりさんに、Lineで伝えたところ、


「明日は、卒業式なのに何を考えているのだ!」的な趣旨の返信があり、

皆さんに、そのことを伝え、

「ちょっと、状況的にマズイので、どうしても帰ります」

と言い、何とかタクシーを捕まえて、家まで帰った。





0時頃、帰宅すると、玄関の鍵が閉まっていた。


仕方がないので、みどりさんに電話をし、鍵を開けてもらったが、

機嫌の悪さが、その態度に充分に表れていた。



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式は、スムーズに進行し時間通りに終わった。

一旦、教室に戻り担当教諭の最後のお話。

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教室は、生徒と保護者でいっぱいだ。

私は廊下でその様子を眺めていた。

教室の中では、担任が何かいい話をしていたようだが、廊下からは全く聞こえなかった。

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外は、いつの間にか、どんよりとした雲が引き、青空が見えはじめていた。

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三階にある長男の教室からは、野球のグラウンドがよく見える。

長男は、このグラウンドの風景を毎日見ていたのだろう。

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こんなことを言うのはどうかと思うのだが、

私の家族が、本当に大切な事を学んだのは、学校生活というよりも、


あのグラウンドのベースボールフィールドの中だったように思う。

夕方、誰もいないグラウンドで、長男と暗くなるまで、

キャッチボールをしたこと、

マウンドでピッチング練習したこと

バックネット裏で、ティーバッティングしたこと、

弟達に外野に守らせ球拾いをさせ、遠くに飛ばすようにフリーバッティングをしたこと、


本当にさみしいのは、何よりも、この校舎を去ることよりも、

あのグラウンドからの卒業だ。



いつか、彼が大人になった時、きっとこのグラウンドが小さなものと目に映るだろう。

その時、彼は一体、何を思い、何を感じるであろうか。

Kirinzanpotari2015

この日は、涙がぽたり。

奥さん!

ぽたりぽたりきりんざんですよ!

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