« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008年9月28日 (日)

子供の運動会

昨日、子供が通う幼稚園の運動会に行って風邪を引いてきた。

冒頭の挨拶で、園長先生がいい事を言っていた。

要約すると、

みなさん、今日は三つの事をお約束して下さい。

一つ目は、練習してきたことを、精一杯やって下さい。

二つ目は、がんばっているお友達を、一生懸命に応援してあげてください。

三つ目は、この運動会を精一杯楽しんでください。

これは「運動会」を、各々の「仕事」や「人生」に置き換えれば、園児たちと言うよりも、むしろ大人達へメッセージだったのかもしれない。

とりあえず、園長先生リスペクト。

それは、ともかく、恒例の保護者対抗リレーに出場してきた。

第3コーナーで、萩原君のお母さんに、インコースぎりぎりから抜かれてしまった。

まるで、ショートトラックスピードスケートの、勅使河原郁恵のような走りだった。

正直なところ、ちょっと悔しかったが、まぁ、足がつったりに、もしかしてアキレス腱が切れてしまうといった、失態を冒さず済んだことで、良しとしようと自らを慰めた。

しかし、帰り際に知り合いの何人かのお母さんから、

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

「ねぇ、あんた、追い抜かれてたね。私見てたよ、プププ」

P9240486

帰り際の喧騒の中、私の記憶だけが静寂に包まれ、

私を追い抜いていった、萩原君のお母さんの後姿の映像が、スローモーションのように蘇る。

来年、この屈辱は倍にして返してやるバイ。

| | コメント (0)

2008年9月26日 (金)

金曜日には・・・

溝呂木健一先生からのオススメで、

松崎俊道氏のメルマガ、「~ヤナことがあったら水曜日に水に流そう(57秒の元気術)~」を読んでいる。

タイトルどおり、原則、毎週水曜日の朝に配信される。

稀に、松崎先生が水曜日の朝早く出張に行かれる時は、火曜日の夜に配信される。

実は今日、ちょっと「ヤナこと」があった訳だが、今日は金曜日なので水に流せないので、来週まで持ち越さなければならない。

それ自体も「ヤナこと」である。

では、「ヤナことがあったら金曜日に金で流そう」してみたら、

意味としては「金で解決」。

「金で解決できないものはない」とか

「オラ、金もってんどー」とか

男なら、い、い、い、一度は使ってみたい言葉だ。

ある意味、それは「男のロマン」に分類され得ると、私は思う。

しかし、そもそも、その解決すべき金が全く無いという現実が、ロマンとの距離を一層広げ、ロマンというよりもむしろ「妄想」の領域まで達している自分が、とても悲しい。

とりあえず、諸君、

「ヤナことがあったら、金曜日に日本酒を飲もう」

とすれば、良い事にしようではないか。

毎日使えると思います。

| | コメント (0)

2008年9月25日 (木)

一万年を駆け抜ける

ここ何日かで、一万年を駆け抜けた。

今村啓爾 「縄文の実像を求めて」 吉川弘文館(歴史文化ライブラリー)1999

Photo

まえがきに、

「本書は考古学の専門家のためのものではない。・・・(略)

したがって、考古学の成果のうち一般の人にしってもらってもしかたがないことはあまり書かない」

と言うように、専門的な事はあまり触れられていないが、

膨大な基礎研究に裏付けされた、しっかりと地に足がついた、

縄紋時代の正しい考古学の一冊。

私のような素人が言うのもなんだが、今村先生が描く縄紋時代像は、多分、その通りで、ほぼ合っていると思う。

間違いなく、オススメな歴史選書ライブラリーである。

しかし選書版のくせに¥1,785もする。

だがここは、考えようによっては、1,785円の中に約1万年分が描かれているので、

1年あたり、0.1785円。

前向きに考えれば、なんか超お得なような気がしないでもない。

う~む、感想になっていない。

| | コメント (1)

2008年9月23日 (火)

縄文インストラクター養成講座に参加してきました

本日、三条市教育委員会主催の「縄文インストラクター養成講座」第3講。

今回は、「2万年前の刃物つくりにチャレンジ」

講師に、神林村の、石器造りの名人こと、磯部保衛氏。

P92004841_4   

いや~、この人、ホント凄いな。

縦長剥片を、パカパカ剥ぎ取っていくんだもんなぁ。

いや~たまげた。

こういう製作体験をすることによって、遺物の見方も変わり、より理解しやすくなるというものだ。

貴重な体験だった。

今夜は人類の英知に乾杯。

| | コメント (0)

2008年9月22日 (月)

虹をみたかい?

Niji_2
















はじめての  taste  of  kiss  

急に風が止まった

肩越しに君は あの虹をみたかい?

everyday ココロ スキップしてるのに

ミツバチのスケジュール honey-bee dance

ドクター 恋する気持ちに特効薬はないの

ちっちゃなハートにバンドエイドしなくちゃ

 「虹をみたかい」(作詞/渡辺美里・作曲/岡村靖之)




本日、17時頃の風景。

それにしても、渡辺美里の「虹をみたかい」って曲は、

歌詞だけみると、ルー大柴が話しているようだ。

当たり前だが、虹は、近づこうとしても決して、その脚にはたどり着くことはできない。

世界各国に、虹の橋のたもとには宝が埋まっているという「虹脚埋宝伝説」が残っているように、古来より人々は、虹に憧れをもち、様々なロマンを膨らませ、そして伝え残してきた。

見る方向を変えると、どうも虹の脚は、うちの竹やぶの方から出ているように感じるのだが・・・。

ロマンというより、そんな自分が、ただ虚しい。

 

| | コメント (0)

2008年9月21日 (日)

「学ぶ」一日

楽しい一日だった。

「石器に学ぶ」新潟見学会で、恥ずかしながら初めて、下田村(現・三条市)にある資料館に入った。

展示品とは別に、収蔵庫から貴重な石器を見学させてもらった。

Siryokan

Siryokan2 (資料館の様子)





考古学から離れて久しく、学生時代は縄紋土器の方に熱をいれていたので、資料を見させてもらっても、同級生だった加藤学や、後輩の勝山さんから、一々解説してもらわないと、正直なところ全くといっていいほどわからない。

Mifutigami1

P91704621 P91704631

P91704671












しかしまぁ、縦長の石刃は、とにかく美しい。

まるで鋭利な刃物で剥いたかのような形、そして滑らかささえ感じる石の質感、ため息さえでてしまいそうな息吹は、数万年の時を経ても超えても色あせることはない。

もっと勉強しておけばよかったなと、つくづく感じる。

「学ぶ」ということに、年齢や身分といった制約は一切ない。

生涯、「学ぶ」という姿勢を「実践」し、私たちに示し続けてくれた、織笠先生の姿が、ナンチュウカ、思い出される。

Mifutigami2_2 (険しい山道を登ると、「御淵上遺跡」に至る)







Mifutigami3 (御淵上遺跡から望む、景勝・八木鼻)






織笠明子さんはじめ県外から参加して下さった皆様には、本当に申し訳ない事に、私は途中で帰らせていただき、恒例の「一か八の会」へ。

主宰幹事なので、行かない訳にはいかなし、こちらも正真正銘の「学ぶ会」でもある。

いろんな話や、意外なご縁があったりと、こちらもめちゃくちゃ楽しい一夜だった。

Itikahati

そして、電車の時間までの「つなぎ」で入ったはずの居酒屋でも、話が弾んでしまい、またまた終電に間に合うことができず、結局、同じ電車に乗るつもりだったH氏と、仕方なくビジネスホテルに一泊。

やっぱり、酒は、誰とどのように飲むかで、その旨さは格段に変わるのだ。

それはともかく、今朝家に帰ったら、財布の中身が千円札一枚しかなかった。

飲みすぎるとお金が無くなるということも、学んだ一日でした。

| | コメント (2)

2008年9月19日 (金)

明日は忙しいのだ。

台風接近のためだろうか、フェーン現象とやらで、妙に蒸し暑かった一日。

日中の気温30度。

稲刈りの真っ最中で、周りの風景は、正に「秋」なのだが、

さすがに、今日はエアコンをつけた。

気がつけば、もう9月も後半、彼岸がやってくる。

明日は、私の中では、イベントのダブルヘッダー。

日中は「石器に学ぶ会」の新潟見学会。

織笠先生(故人)に学恩を頂戴した一人として、運転手がてら参加してきます。

そして、夜は、恒例の「一か八の会」。

今回も楽しいお酒が飲めそうです。

| | コメント (0)

2008年9月18日 (木)

東京は大したもんだ

東京に行ってきた。

つくづく思うのだが、さすが日本の中心だな、と田舎者丸出しの感想に尽きる。

毎年恒例の、日本名門酒会の全国大会に行ってきたのだが、

その前にちょっと、落語なるものを見て参った。

恥ずかしながら、生まれて初めて演芸場に入って、ライブで落語を見た。

テレビで観ると全く面白くないが、演芸場でみる落語は、随分と面白かった。

落語というものは、都市文化であって私のような田舎者が観るものではないと自分自身で勝手に敬遠していたが、NHK教育の子供向け番組「テレビ絵本寄席」を観て、少し興味をもっていた。

自分の食わず嫌いが治ったようで、新鮮な感動があった。

こんなのが毎日やっているなんて、やっぱり、東京は大したもんだ、と思った。

日本名門酒会の全国大会の会場は、大変な盛況ぶりで、各ブースの蔵元さんも一所懸命にアピールしていた。

Tenkai 焼酎部門では、「天海の蔵」さんのお嬢さんが看板娘で、一際華やか。

直接頂いた名刺が男性の名前だったので、「転換」した方かと思っていた。

懇親会の席で、そのことを本人に尋ねたら、自分の名刺が無くなってしまったとの事。

生まれながらの女性です、と笑っていらっしゃた。

Hiranotoji_2 浦霞の平野杜氏。

さすがの風格。

Hiranotoji2 

その後、会場を一足先に抜け、高円寺にある「串屋バー」さんで、私が大変お世話になったH氏と、美女お二人と楽しい一席。

先の会場で、だいぶ試飲で飲んでいたので、「シャリキンポッピー」が、かなり効いた。

とってもリーズナブルで美味しい串揚げのお店。

P91504591

丹羽社長、大変お世話になりました!

Tokyodome

結局、終電で宿泊先の東京ドームホテルの向かいにある、ビジネスホテルに帰った。

いろんな素敵な人に出会えた一日だった。

やっぱり、東京は大したもんだ。

| | コメント (3)

2008年9月16日 (火)

稲刈りがはじまりました

稲刈りが始まった。

P9140439

ついこの間まで、青々としていた風景が、気がつくと黄金色に変わり、季節が変わったことを実感させられる。

農道を車で走っていると、先日、「秋の夜店」で一緒だったE君がコンバインに乗って、一所懸命、稲刈りをしている姿が見えた。

日常的にこんな風景の中で暮らしていると、今問題となっている事故米やらなんちゃらかんちゃらは、自分とは全く無縁の世界のように錯覚してしまう。

***********************

「安全で安心なものが、決して美味しいとは限らない」

農業に従事している人と話をすると、時にこんな声を聞く。

そして、私は「○○農法とかは、どうなんですか?」と尋ねる。

「あれは、いい事ばっかりが取り上げられるけど、実際は・・・・・だから、ありゃダメだよ」

なんでもそうだろうが、トレードオフな関係性は農業とて同じ。

かつては、「お百姓さんが一所懸命作ってくれたものだから、感謝して食べなさい」と言われて育ってきたが、

昨今では、

「その百姓はどんなふうにして作ったのか?

どうように流通させたのか?その百姓はいい百姓なのか?」

などと、問い返さなければならない時代だ。

そんな事を、一々心配するのは、日本が豊かな国の証拠なのであろうか?

なんつって・・・。

明日は、オラ、東京さ行きます!

| | コメント (0)

2008年9月14日 (日)

柳家紫文&東京ガールズライブ in 椿寿荘

昨日、9月13日は、田上町にある椿寿荘で行われた、

柳家紫文&東京ガールズライブに行ってきた。

Tinjyu

私は田舎者なので、こういう演芸は、正直はじめて観た。

Tokyou

予備知識として、柳家紫文師匠の長谷川平蔵ネタはチェックしていたが、

やはりライブでみるネタは、オチがわかっていても面白かった。

与謝野馨が怒って途中で帰ってしまったという、あの「年金ネタ」も披露。

このネタで怒って帰るくらいの度量なんだから、次期自民党総裁は、やはり麻生太郎だなと、妙に納得。

それにしても、紫文師匠の三味線といい、芸人さんというのは流石だなぁ。

実は、この日の会場はかなりの湿度。Shimon

町の文化財なので、エアコンなどの空調設備は一切ない。

三味線の大敵は湿度なので、本来ならば、もっといい音が出るとの事。

でも、私のようなド素人には、充分な迫力があった。

Tokyog_2

(懇親会で、東京ガールズのみなさんと記念撮影)

限られた範囲でこなさなければいけない舞台裏は、かなり大変だったらしい。

関係者の皆さんに御礼申し上げます!

| | コメント (0)

2008年9月12日 (金)

にくまれそうなNEWフェイス

昨日、「鶴齢」の青木酒造の「公開初のみ切り会」に参加してきた。

Nomikiri

場所は、なんと、六日町の「龍言」。

Ryuugon

将棋の「王座戦」も行われる、新潟でも指折りの高級旅館である。

きき酒を早めに切り上げ、同席したY酒店さんに誘われ、露天風呂まで探検してきた。

平屋の廊下はシックで趣深く、そして露天風呂までの道のりは、すこぶる長い。

風呂に入って汗を流しても、廊下を歩いている間に、また汗をかきそうである。

*****************

懇親会で、女将さんがご挨拶にいらっしゃた時に、

「はじめて中に入りました。とても立派でびっくりしました。

外からしか見たことがなかったんで」と言ったら、

「泉田県知事さんも、同じような事、おっしゃるんですよ、おほほほ」

と、軽やかにご返答いただいた。

私は「泉田知事に勝ったぜ」と、心の中で小さく拳を握った。

また、新保杜氏さんとも少しお話をした。

新潟清酒、特に「レギラー酒」と言われる部分については、いくつかの蔵元は、この十年くらいの間に、明らかに大きく変化している。

その理由を問えば、嗜好の変化へ対応という一言なのであろうが、特に「普通酒」に関しては、私は少なくとも変わるべきではなかったのではないかと思っている。

なぜならば・・・、というような事を、生意気にも杜氏さんに伺ってみたりした。

P90904151_2

Satuei

こんなふうにして、撮影しました。

まぁ、それはともかく、それはそれで有意義な時間だったわけだが、

最後の最後に、龍言の売店で、ついに買ってしまった。

ずっと、気になっていた、おしゃなアイテムである。

トレンドに敏感な私としては、

この冬、絶対に流行するアイテムだと思う。

非常に人気商品で、この売店でも既に売り切れていたのだが、無理を言って

展示用のものを売ってもらった。

それは、何かというと、あの「直江兼続」にまつわる一品。

「愛」の前立てカチューシャである!

¥800(税込)也!Ai

自分でするのは、ちょっと恥ずかしいので、

子供にさせてみました。

鶴齢や高千代、八海山の営業がきたら、私はこのカチューシャをつけて対応しようと思う。

そうそう、そんなことより、499 こっちもよろしくね。

鶴齢 ひやおろし 特別純米

1.8L¥3,360

720ml¥1,680

| | コメント (0)

2008年9月10日 (水)

釣りバカ大将

本日、定休日。

店は休業日だが、私だけ午前中、集金業務。

午後より、子供たちと、旧・下田村にある「ヒメサユリ森林公園」に遊びに行ってきた。

ちなみに、ここの管理人のおじさんは、なんて名前の人か知りませんが、

とってもいい人でした。

釣堀があるという事で、子供たちに、釣りバカ大将ぶりを披露してきた。

釣竿一本、¥300を払い、練りえさを貰って、いざ出陣。

返しのないつり針なので、魚にエサを盗られてばかりだったが、そこはあせらず、大人の勝負。

「老人と海」さながらの、魚との格闘。

P90804141

どうだー!!!

パパはすごいんだぞー!!

もう、竹の竿が折れるかと思いました。

P90804171 あっと、いう間の休日でした。

遠き山に日は落ちて。

半日だけの休日。

山に沈む夕日が、非っ常にサビシ~!(財津一郎ふうに読んで下さると幸いです)

| | コメント (0)

2008年9月 9日 (火)

さよなら夏の日

昨日、海沿いにあるお客さんのところへ配達に行ってきた。

一番近い浜辺までは、うちから車で40分くらいで行けるのだが、そこは片道で1時間かかる。

そんなところまで配達に行っても、経費を引けば、はっきり言って採算は合っていないと思う。

それでも配達に行くのは、海を感じたいから。

と、いうのは、で、それでもウチから買って下さるので配達している。

海と言えば、やはり夏のイメージだが、秋晴れの、すっかり薄く高くなった空の下では、なんとなく、海も寂びしげな感じだった。

P90504201 海沿いのカーブを

僕の白い軽 曲がれば夏も終わる



さよなら 夏の日・・・







という事で、夏が終わったので、今は秋です!

秋といえば、「ひやおろし」です!

本日(9月9日)、「ひやおろし解禁」です!

Photo 越乃三水 氷点温度瓶熟成(特別本醸造)

昨年、大好評でしたので、今年もやります!

濃醇な旨さ、炸裂です!




湯田上温泉 ホテル小柳さんでも、

「ひやおろしフェア」やってます!

四大味覚会席プランとご一緒にどうぞ!

それ以外のご利用でも飲めます!

| | コメント (0)

2008年9月 8日 (月)

夏の自由研究(7)

飼育ケースのあるところは、敢えて電気を消し暗くしている。

私は足音を立てないように、そろりそろりと静かに飼育ケースに向かった。

私はまるで、「スターどっきりマル秘報告」

「寝起きのコーナー」の田代まさしのようだった。

相手は、女性アイドルではなく、クワガタムシなのだが、夏休みの子供達のアイドルであるという、「アイドル」という点では共通であろう。

「おはようーございます」と、

私は声を小さく細くして、つぶやきながら近づいた。

そして、合鍵で鍵音がしないように侵入する田代まさしのように、音がしないように飼育ケースの蓋を取った。

真っ暗でよく見えない、飼育ケースの中からは、

「カサカサ、カサカサ」

とクワガタムシが活動している音がしている。

当たり前だが、いくら気持ちは田代まさしになりきっているといっても、

さすがに、当時の田代まさしが、アイドルの飲みかけのジュースを舐めたりするように、クワガタの食べかけの昆虫ゼリーを舐めたりはしない。念のため。

暗くて、よく見えないので、私は、「いっせいのせい」で、電気をつけた。

そりゃぁ、もう、オスがメスに一所懸命にを語っていらっしゃいました。

急に明るくなったことで、クワガタムシのオスは動きを止め、

メスは「キャー、恥ずかしい~」と言わんばかりに、土の中に潜っていった。

オスの方は、

「ベ、べ、別に何もしてねーぜ。

ちょっと、メスにおんぶして、おしゃべりしただけだぜと、

なにかバツが悪そうに、うらめしいような感じだった。

私は、そんなクワガタムシをほほえましいと思いつつも、

君たちは、しょせん昆虫なんだから、私に遠慮することないよ

と言ってあげたかった。

私は、再び部屋の明かりを消してあげた。

そして、少し経った頃を見計らって、また、いきなり電気をつけた。

またまた、一所懸命に愛を語っていらっしゃった

そしてまた、メスは「キャー、恥ずかしい~」と言わんばかりに土の中へ潜っていき、

オスも「ベ、べ、別に、何もしてねーぜ」と、さっきの繰り返しになったのだが、

今度は、オスの方が

「オメー、いい加減にしろよな」

と私に言っているようだった。

「ちがう、そうじゃない」

と、私は田代まさしから、鈴木雅之で切り返したつもりだったが、

そんなことはクワガタムシが知る由もない。

私は、少し反省をしつつも、安堵して、電気を消し、眠りについたのだった。

つづく

| | コメント (0)

2008年9月 7日 (日)

商工会青年部「秋の夜店」

昨日は、田上町商工会青年部主催の、「秋の夜店」に参加してきた。

ここ数年来恒例の、子供達のための小さなイベントである。

今年は、農業青年部の人達からも加わってもらい、沢山の子供達が来場してくれ、

無事に終了することができた。

私は、「射的」の係りだったのだが、人員の不足で、急遽、焼きそば係りとなってしまった。

一回で20人前くらいを焼くのだが、2回も焼くと鉄板の熱さで、Tシャツが汗で、びっちょっちょになる。

しかも缶ビールを飲み、汗をかきながら作るので、多分体が塩分を求めるのだろうか、

回数を重ねるにしたがって、焼きそばの味付けが、段々と塩っぱくなってくる。

すなわち、

ビールを飲む ⇒ 焼きそばを作る ⇒ 汗びっちょちょ ⇒ ビールを飲む ⇒

体が塩分を求める ⇒ 味付けが濃くなる ⇒ 喉が渇く ⇒ ビールを飲む ⇒ 

汗びっちょちょ 

この一連の動作をひたすら繰り返すと、終わった時に、とてつもない疲労感で廃人のようになってしまう。

とりあえず、焼きそば係で忙しかったため、せっかくデジカメを持参していったのに、何も撮影することができなかった。

まぁ、それはともかく、その後の打ち上げも、農業青年部のツワモノの皆さんと楽しい夜であった。

ただ、最後にみんなで、〆のラーメンを食べたのだが、人数に対して、何故かラーメンが一杯余ってしまい、それを何故か私が食べるハメになってしまい、

結局ラーメンを2杯も食べてしまった。

今朝起きた時、やはりラーメンは2杯食べるものではない、と、いろいろな面で後悔した。

| | コメント (0)

2008年9月 5日 (金)

夏の自由研究(6)

その少し前から、

「カブトムシのメスか、ノコギリクワガタのメスが居そうなところ知らんか?」とか、

年寄りのお客さんに「くぬぎの木があるところ教えて」と、なんとなく聞いていた。

私の尊敬する酒屋の親しい先輩は、
「ホームセンターに売ってるじゃん」などと言う。

それに対し私は、
「そんな夢のない事を言ってどうするんだ!アンタみたいなオトナには、なりたくないね」

などと言って強きの発言をしていた手前、「買ってくる」という行為にかなりの抵抗があった。

しかし、もうそんな事を言っている場合ではない。

私は遂に、断腸の思いで、「オトナの道」を選択をした。

県内最大手のホームセンターで、ノコギリクワガタのメスを調達した。
一匹、380円。
メスの個体数が多い方が、ペアリングの可能性が高まるとの事で、2匹購入した。

レジで順番を待っている間、私はなんとも惨めな気持ちだった。
安易な手段に走ってしまったという罪悪感と悔しさで、お金を払う時、涙が溢れそうになった。

アルバイトのレジの女の子は、「なんで、この人泣いているのかな?」と思ったに違いない。

レシートには「ノコギリクワガタ メス」とか書いてあるのかな、と思ったら、
「ペット コンチュウ セイタイ」と書かれていた。
このホームセンターは、ノコギリクワガタのメスには商品コードが振られていないんだな、それも悲しかった。

ちなみに、ノコギリクワガタのオスは、一匹980円だった。

家に帰ると、子供たちが居ない間に、そっと2匹のメスを飼育ケースの中に放した。
メスは、一目散に土の中に潜っていった。

子供たちには、「いい子になってると、ひょっとしたらメスが来るかもしれない」と言って聞かせた。

夜になり、私は敢えて子供たちに、飼育ケースの中に霧吹きをかけたり、昆虫ゼリーをあげるように指示をした。

案の定、子供たちは、ノコギリクワガタのメスの存在に気づき、大喜びをした。
私は、とても複雑な気持ちだった。

これによって、私の父親株は一段高になったが、何か不正な取引による恣意的な上昇のようで、素直には喜ぶことができなかった。

そして子供たちが、寝静まった頃をみて、私は独り、ひっそりと飼育ケースを覗きに向かったのだった。

つづく

| | コメント (0)

2008年9月 4日 (木)

柳家紫文&東京ガールズ ライブ!

豪農の館・椿寿荘(ちんじゅそう)で、

柳家紫文東京ガールズのライブがあります!

日 時:9月13日(土) 
    開場17時半 開演18時

場 所:椿寿荘
    新潟県南蒲原郡田上町田上

料 金:1500円

ご予約・お問い合わせ

   椿寿荘 0256-57-2040

   藤次郎(藤田まで) 0256-57-2043 

終演後(20時より)懇親会があります。参加ご希望の方は、椿寿荘、または藤次郎までお申し込みください!

| | コメント (2)

2008年9月 3日 (水)

夏の自由研究(5)

カブトムシの短いツノの折れた断面からは、プチプチと体液の泡が出てる。

しかも、よく見ると足も一本折れてなくなっている。

傷ついたカブトムシに、私たちは為す術が無かった。

コイツは、もう長くないかもしれない・・・。

恥ずかしながら、私はカブトムシが「ひと夏」しか生きられないことを、今まで知らなかった。

確かに、子供の頃、夏になるとカブトムシを捕まえて飼っていたことはあるが、

大抵、途中で飽きてしまうため、飼育方法が悪いために死んでしまったと、

ずっと思っていた。

中世の賢人は、『メメント・モリ memento mori「死を想え」)』と言った。

「死」を忘れたところに「生」の意味も悦びもない(「生の円環運動」丸山圭三郎)

そして、カブトムシは日に日に弱り、やがて飼育ケースの隅のところで、うずくまる様にして死んでいた。

カブトムシが元気なうちに、たとえ買ってきてでも、メスをカップリングさせて、一発させてあげたかったなぁ、と、つくづく後悔の念に苛まれた。

aikoの「カブトムシ」の歌詞の気持ちが、少しだけわかった気がした。

数日後、深夜、オリンピックの野球放送を観ていたら、ついウトウトと居間で寝てしまった。

台所から「バタバタっ」という物音で目が覚めた。

何事かと思ったら、ノコギリクワガタが飼育ケースの中で暴れていた。

電気を点けたら、止まり木の上で、ピタっと動きを止めたが、その姿はまるで雄叫びをあげるライオンのように、雄々しいものであった。

ノコギリクワガタも越冬が難しいと聞く。

よし、わかった。

君に、ひと夏の思い出をつくってやる。

体力を温存して待ってろ!

私は、「ある事」を決意したのだった。

つづく

| | コメント (0)

2008年9月 2日 (火)

結界 ~マスカガミ「秋の宵」~

ちょっと、マスカガミの会長に用事があって、事務所が新しくなった蔵元に行ってきた。

Masukagami_3

会長自身が発案したという

「クールビズタオル」お洒落に首に巻いておられた。

(※クールビズタオルの画像はありません)

何年か前に、私も会長から

「オメさんも、これをしなさい」と言われ、

このクールビズタオルを頂いた。会長の前では言えないが、どこかにいって失くしてしまった。

事務所の前には、「酒掛け道祖神」なるものが祀られていた。

Masukagami_2 Masukagami_1

「水を掛けての/願い事/酒を掛ければ/更に善し」






中の売店にある特別銘柄「道祖神」を購入し、それを掛ければ、なお善しとの事。

会長らしい発案である。

ある意味、この道祖神は、マスカガミの会長である

中野惣太郎ワールドと世俗との結界かもしれない。

それはともかく、すごく素敵なポスターをいただいた。
旧事務所を取り壊した際に発掘された、昭和四十年頃のマスカガミの中吊広告である。
信越線や今はなき蒲原鉄道やバスの中に張られていたものだという。

Masukagami_p
サァー あなたも一杯!

モデルの方は、すでに故人となられているそうだが、ものすごくいい表情である。
原版の写真も拝見させていただいた。
この顔のシワの深さがいい。白黒写真でよくわからないが、恐らく、真っ黒に健康的に日焼けした肌の御仁だと推察される。

という事で、

Akinoyoi 本日入荷!

マスカガミ 「秋の宵」 ひやおろし

純米吟醸生生詰原酒

720ml¥1,575

今年は、トロリとして、ちょっと甘口。

サァー、あなたも一杯!

| | コメント (0)

2008年9月 1日 (月)

夏の自由研究(4)

今回は、ネットでいろいろと調べ、我ながら用意周到、準備万端と言うべきチョイス。

飼育ケース、昆虫マット、昆虫ゼリー、産卵木など然るべきもの購入し、自宅近くで見つけたクヌギ木の朽木や葉っぱを勝手に取ってきて、子供達と一緒にセッティングをした。

周りから見れば、これぞ親子のほほえましい姿であり、男親としての株価を更に押し上げることとなった。

しかし、取ってきたクヌギの木や葉っぱに、どうやら小さいアリが付いていたらしく、飼育ケースからアリが発生してしまい、妻にイヤミを言われ、若干株価を下げてしまった。

だが、その木を水に漬けて、天日干しするなどの対策をとり、とりあえずこと無きを得た。

昆虫ゼリーを置くと、真っ先にむさぼりついたのは、カブトムシであった。

成虫なので、もうこれ以上大きくはならないことはわかっていても、

「いっぱい食べて大きくなれよ」

と、声をかけている自分自身がおかしい。

ノコギリクワガタをはじめとする、クワガタムシどもは、土の中に潜ったままである。

その生態から、クワガタムシは明るいとあまり活動しないらしいが、

私からすれば、

人様が食べるゼリーよりも高価な、昆虫ゼリーをくれてやっているのに!

と、自然の摂理ながらも、どうもおもしろくない。

素直に食べてるカブトムシは、かわいいヤツよのう。褒めて遣わす。

よーし、この素直ないい子のカブトムシに、とびっきり素敵なメスを連れてきてあげるからな。

と、次第に私はカブトムシの方をかわいがるようになっていった。

ところが、ある日のことだった。

2番目の子供が、このカブトムシを触りたいというので、まぁ少しくらいなら弱らないだろうと思い、飼育ケースから出してやった。

子供が短いツノのところをつかみ、持ち上げた時である。

「ポキッ」

って変な音とともに、カブトムシが床にボテっと落ちた。

あ~っっっ!!!

ツノが折れてしまったではないか!

つづく

| | コメント (0)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »